四十肩五十肩の治し方でポイントは、肩の筋肉で大事なのはまず棘上筋(肩板)です。
四十肩五十肩の原因は頚椎からや、打撲、肩鎖関節、胸鎖関節、関連するものとして三角筋、肩甲下筋、烏口腕筋、上腕筋、小胸筋、棘下筋、大胸筋など多くが関連してきますが最初に言ったように多くの四十肩五十肩は肩凝りとダブっていて、その中の棘上筋の血行不全から炎症が酷くなった状態で硬化した状態です。進むと肩関節の石灰化が酷くなり簡単には治りません。
自分で治せるとすれば、初期の段階で肩関節と肩鎖関節、胸鎖関節の運動で治ることも多いですが、真面目にやる人は一握りです。
何故なら痛いからです。嫌ですね。
で、お勧めは腋窩、腋の下のマッサージ。これも痛いですがこれをやってから運動に移ると楽に運動できます。勿論、適応不適応は有りますので、全てに良いとは限りません。
腋窩自分でするとなると工夫が必要です。解剖などの知識がある人がやるなら良いですが、まず無い人が殆どですから、腋窩に大小数個のボール(固め)を用意して腋窩に挟み痛みのあるところを刺激して解すようにします。時間は一回5分以内がいいでしょう。
解しが十分なら肩を上げてみると、痛みが少なくなっている筈です。ここで解しを何回かやっても痛みが減らないならこの方法の適応外ですのでやめてください。
痛みが減じた後の運動は肩の内転、外転、内旋、外旋、挙上前方、側方、後方が有りますが、痛みが軽い人なら何か手の平に物を乗せて(掴むのでは有りません)まずはお腹の前で保持し、それを頭の上に持っていき、手のひらが上に向いた状態から物を落とさない様にくるりと回しながら、次に腋の下を通る様に持っていき、元の軌道で戻さない様くるりと回してまた頭の上に戻ってきます。この運動を内転外転と二種類の軌道で行うと予防にもなります。肩凝りにも効果があります。
動画があればいいのですが、また何か工夫出来ればいいと思います。では一段落